さよならポー・・・・・・老にゃん通信♪

＜はじめておいでの方へ＞　メインクーンキャッテリーCAVALLINOへようこそ。

日々の出来事や子猫情報などを綴っています。

大家族ですので、わが家の家族紹介No.１とNo.２

をご覧下さい。

大家族だと楽しい事も悲しい事もいろいろ。

黒いペルシャのポーが虹の橋を渡っていきました。


ポーやその仲間たちは運の悪くて運のいい子。

うまく言えないけれど今そう思います。



もう１５年以上前の話。

パパさんとよく伊豆の温泉に行っていました。

その近くにあった、猫カフェの元祖のようなペットショップ。

そこにいたのが、ポーとネロの黒ペルシャ兄弟。

何だか小さくて可哀想で、ポーだけ連れて帰りました。

でも、兄弟を置いてきた事に後悔。

数日後にネロも連れてきました。



その後、ショップの経営が怪しくなり、フードや薬を持って毎週通いました。

しかし、結局は２６匹買い取る事に。

病気を治して里親募集しました。

（妊娠中の子が６匹産んだから３２匹・・・・）



家に残ったのがロシアンのつるやアメリカンカールのカイ。

メインクーンのメイやおはぎ。

そのメイに惚れ込んで、新たにメインクーンを家に迎え、

ショーに行き、ブリーダーになりました。



そう考えると、ポーやネロが本当の意味でのdinoの運命を決めた子ですね。

お顔はペルシャと言うより普通の猫。

素晴らしい毛が自慢でした。

が、あまりの手入れの大変さに・・・・

「マルガリータ」

左がポー右がネロ。

 穏やかで可愛い兄弟でした。

その後に増えたメインクーンたちとも仲良し。

④と⑥がポーとネロ。

お客様にも愛想よく、芸達者でした。

「お座り」、「お手」、「ちょうだい」などができました。

ファントムとはよく一緒にいて、面白い光景も多々。

「不思議な仲良し」

マルガリータして帰ってきたポーがわからず悩むファントム。

 アメショのつくしにはよく「味見」されていたっけ。

静かな子達だったので、まるで空気のよう。

最初来た時はみんなひどい状態でしたが、その後は病気ひとつせずに。

穏やかに時は流れていきました。


昨年の春ごろから、ポーの様子がおかしくなりました。

歩き出したらとまらない。

大きな声で鳴きながら、ずっと歩く。

「徘徊」でした。

猫でははじめて見ました。

夏を越せないのではと思いましたが、夏どころか年も越し。

その代わりに、元気だったネロとロシアンのつるが、

ほんの４～５日の患いで眠るように虹の橋に。



徘徊が始まって、トイレの場所もわからなくなって、

掃除も大変でした。

それよりも、家具の隙間などに入り込んで出られない方が大変。

目が離せなくて、怖かったです。



６月に入ってから、立てなくなりました。

這ってでもご飯を食べに行こうとする。

その「生きたい」と言う気持ちはすごいと思いました。

この２週間はほとんど寝たきり。

でも、療法食の缶詰をスプーンであげればよく食べる。

ドライフードも、顔を支えてあげれば食べました。


寝たきりで大も小もしてしまうから、お風呂もしょっちゅう。

負担になるかなと思いましたが、不衛生なのは・・

バスタブにお湯を張って浮かせるようにして入れていました。

暖かい季節だったのでよかった。

本にゃんそれなりに気持ちよさそうでした。


途中で獣医さんが往診に来てくれましたが、

「たぶん脳障害だけど・・・やれる事はないと思う。」と


パパさんと、夏を越せるかもしれないと話していたのですが・・・

食欲が落ちて、３日でした。

水で溶いた缶詰や砂糖水を少しだけ口にして旅立ちました。


小さなつぼに入って帰ってきました。

本当によく頑張ったね。

若い時の写真です。

といっても１０歳は超えていたはず。

１６歳は短くはないと思うけれど、もっと生きていて欲しかったな。

うちに来てくれたことに感謝します。

今頃は兄弟のネロやクンちゃんつるちゃんと会えているかな？

また会おうね。

本日のお・ま・け♪

この頃が懐かしい。

ジェードがまだ子猫だった頃です。

虹の橋にdinoが行ったら、またこうなれるかな？

dinoのつぶやき
介護って大変だと本当に思いました。
一生懸命面倒を見てくれたパパさんに感謝します。
ケージに入れると命が短くなると言って、ポーはずっと自由に暮らしました。
その分、リビングやキッチンが悲惨な状態に。
掃除してもしてもきりがなくて・・・・・
でも、生きたいというポーの生命力はすごいものでした。

　　

ランキングに参加しています。

バナーをポチッと押していただけると嬉しいです。

頂いたコメントは楽しく拝見させていただいております。
ブログを書く励みになっていますが、
個別にお返事するのをお休みさせてもらっています。
それでもいいよ、という方コメントをぜひお願いいたします。
初めての方もご遠慮なくどうぞ。